ヴァニラ画報

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森田一朗コレクション アメリカン・コラージュ~アメリカのかけらを探して~

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 アメリカのかけらを集めた奇想天外なコラージュ作品。
1900年代の(およそ100年前)のポストカードや雑誌、マリリン・モンロー、ジュリー・ガーランドミッキー・ルーニーの『ワーズ・アンド・ミュー ジック』、ネイティブアメリカンリンカーン、映画『Star Wars』、奇術王ハリー・フーディーニ。アンディー・ウォーホールは再度コラージュ!ベティ・ペイジマーロン・ブランドのその微笑みを、森田が額に閉 じ込めた。

誰もが憧れ欲しがる、額に封じ込められた夢のアメリカン・コレクション全36点!

<森田コラージュ>賛江  千本健一郎(ジャーナリスト)  

 マリリン・モンロー、見知らぬネイティブアメリカン、そして寝静まった大都会の姿......。米国大陸の近現代の断面をほんのちょびっとのぞいただけで、強烈な「アメリカの風」が吹きつけてくる。  

68年前に大戦が終わって突如、黒やら白やらの米兵に出くわしたときの衝撃は、それほどに深く私たちに沁みこんでいる。  

「自由」だ、「民主主義」だと、気前よくばらまかれる「アメリカ文化」というヤツは、どれもこれもが新奇さに満ちていた。映画も、野球も、ご本尊の英語も。はては食糧、医薬品といった慈悲深い援助物資までが。  

敗戦直後の人びとは、目の前の米国産「パンとサーカス」のまばゆさに圧倒され、その裏側まで見抜くゆとりはなかった。ならばアメリカに向ける私たちの視線は、あれからどれだけ熟したといえるだろう。  

かつての腹ぺこ少年モリタイチローは、その新大陸の全盛、退廃、復元の切片をかき集め、今の世の「虚栄の市」の意味合いを、しばし考えさせてくれるのである。

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